年に一度のチョコレート祭

 突然ですが、バレンタインデーは年に一度しかありません。
ということは百貨店等で催されるチョコレートフェアも年に一度しかありません。
つまりバレンタインデー限定チョコを買う機会も年に一度しかありません。
すなわちバレンタインデー限定チョコを食べる機会もまた年に一度しかありません。
というワケで今年も行って参りました、バレンタインフェア!

 

 

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「セゾンファクトリー」さんより。
フリーズドライしたイチゴにホワイトチョコを染み込ませてあります。
このチョコ自体は昨年以前も販売されていましたが、今年は風味がグレードアップしているとのこと。
噛んで食感を楽しむもよし、口の中で転がして甘味と酸味を堪能するもよし。
いつかは宇宙食のスタンダードになるかもしれません。
ちなみに同様の製法で作られたバナナチョコもありました。

 

 

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祇園辻利」さんより。
今年新発売の抹茶もちショコラです。
食感はまさしくよく搗いた餅のようです。
中に抹茶クリームが入っています。
そのままでも美味しいのですが、付属の抹茶を振りかけると苦味がちょうどよいアクセントに。
来年もあるかどうか分からないと言われたので慌てて購入しました。

 

 

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こちらも「祇園辻利」さんより。
よくばりチョコレートセット。
抹茶チョコ・ほうじ茶チョコ・玄米茶チョコ・ほうじ茶ティーバッグが入っています。
チョコレートに合うお茶は? と問われれば紅茶やコーヒーを思い浮かべる人は多いハズ。
しかしこのチョコは洋であり和でもあります。
不思議なことにほうじ茶がよく合うのです。
こちらのお店、百貨店のバレンタインフェアでは毎年出店されています。
一昨年にはチョコの試食と併せて、ほうじ茶の試飲もさせていただきました。
とても美味だったのを覚えています。
それ以降ブースからはお茶の姿が消え、チョコのみが並んでおりましたが、祈りが通じたのでしょうか。
ティーバッグを同梱するという素晴らしいお茶対応です。

 

 

 

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「VESTRI」さんより。
レミーノ4と呼ばれる、クラシック・ラズベリー・ピスタチオ・カフェの4種のチョコです。
色合いからも想像がつくとおり、舌触りはなめらかで且つ濃厚な味わいです。
これを噛むのは勿体ないない。
風味としてはピスタチオの芳ばしさが飛び抜けていました。
こちらはちょっと薄めのミルクティーと食べるのが良いですね。
同ブランドの他製品にはかわいらしいスプーンが付属しているものもあります。

 

 

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「ca ca o」さんより
昨年から引き続いて出店。
写真は柚子とパッションフルーツ
柚子を使ったチョコレートというのはここ数年でよく見かけるようになりましたが、
その味はと言うと、うっすら柚子の香りがしないでもない……? という控えめなものが大半です。
ところがこちらは別格。
柚子の香りどころか柚子そのものの味がしっかりします。
例えるならば市販の上等なチョコに柚子をしぼったような、確かな味わいです。
これだけの味と香りがするならば、柚子チョコというより”チョコ柚子”を称しても良いのではないでしょうか。
もう一点のパッションフルーツも酸味が絶妙です。
……と、ここまで書いて去年まったく同じ組み合わせで買ったことを思い出しました。
記事も似たような内容ですね。

 


 毎年この時期はカタログを見ているだけでもわくわくします。
その中でも初出店のケルノンダルドワーズという青色のチョコを食べてみたかったのですが、赴くのが遅く完売していました。
チョコに限らず食べ物というのは味だけを楽しむものではありません。
色合いや盛り付け、もちろん香りも、食を構成する重要な要素です。
見て楽しい、食べて美味しい、バレンタインチョコ。
次のバレンタインデーは2020年2月14日らしいので、今から楽しみですね。