今年もやってきました、この時期。
甘いものの祭典。
百貨店の催事場を赤やピンクに塗りつぶす、フィクションの世界でしか縁のないイベント。
みんな大好きバレンタイン・デイです。
さてさて、早速カタログ片手に特設会場に向かいましょう。
今年初出店。
芳醇でなめらかなプラリネです。
左右でミルクとビターに分かれています。
ノーマークだったのですが、店頭でまぐろ解体ショーの如く、岩石のような巨大なチョコを削って試食に出す、
という豪快な実演に惹かれて購入。
容器がオシャレです。
当該催事では毎年皆勤賞のブランド。
フーシェ オリンポスさんより。
他の惑星チョコは半球ですが、この”ガイア”というチョコは球体です。
このブランドのものはいつも食べるのが勿体ないくらい美しいですね。
噛み割ればさながら破壊神の気分を味わえるでしょう。
ロイズさんより生チョコ2種。
昨年の記事にてコメントを頂き、気になって購入しました。
他にも6種くらいありましたが、定番ともいえるビターと抹茶を選択。
安価なれど口溶けは柔らかく、渋めのお紅茶とよく合います。
セゾンファクトリーさんよりチョコいちご。
100g売りですが財布に優しい価格で量も多めです。
イチゴにチョコをコーティングしたというより、イチゴとチョコがそれぞれ共存しつつ重なったような、
不思議な食感です。
甘さと酸味が交互に、あるいは同時に来ます。
きっと将来、宇宙で喜ばれますね。
毎年、人気のキャラクターとコラボしたチョコが出ます。
今年はムーミンだそうです。(去年はカピバラさん)
スナフキンもミィも、僕が知っているのと違う気がするのですが、原典はこちらなのでせうか?
モンロワールさんよりバレンタイン限定チョコ。
左上から下に抹茶、イチゴ、洋酒、右上から下に紫芋、ラムレーズン、マンゴー。
イチゴやマンゴーは子どもが喜びそうな味になっています。
反面、抹茶と洋酒は熱いお茶が欲しくなる渋めのお味。
今年は例年に比して目を引くものが少なかった気がします。
カタログを見ると深紅の光沢が眩しいハート型チョコを多くの店が作っていましたが、
いざ実物を前にすると乾いた寿司ネタのような微妙な色合いに興が削がれてしまうのです。
(宇宙チョコを買ったのもこれが理由かもしれません)
その分、来年が楽しみであります。