気になること集

最近、気になっていることを集めてみます。
共感するところがあれば、「いいね」と呟いてください。

その1 「~かもだけど」

気になっているというか、どうにも気持ちの悪い表現です。
文法的に正しいのか間違っているのかは分かりません。
”かも”の後には”しれない”が続くと思い込んでいるが故の違和感なのかもしれません。
類似に「~しなくちゃだけど」というのもあります。


その2 「ざっくり」

慣れない料理をしていて包丁で指を深く切ってしまったとき。
大まかに、大雑把に。
もちろん、気になっているのは後者です。
最近よく聞きます。
ともすると何でもこの言葉で片付けようとしている印象を受けます。
ちょっと耳に障ります。


その3 「3連休」

次の月曜日が祝祭日の場合に聞く、「さて、この3連休は~」みたいな報道のことです。
なぜ土日が連休である前提で液晶画面の向こうの方々は話すのでしょうか。
飲食業をはじめサービス業に従事している人は休むどころか大忙しでしょう。
土日が連休の人が割合的にどのくらいいるのか知りたいものです。
こんな疑問が浮かぶのは、僕が土曜日出勤の会社に勤めているからかもだけど。


その4 「自転車」

なんで歩道を走るんですか。
なんで前を歩いている人にチリンチリン鳴らすんですか。
なんで駐輪エリアでないところに停めるんですか。

注:・自転車が走行できる歩道はあります。また歩道を自転車走行できる年齢とできない年齢があります。
  ・チリンチリンは前を歩いている人が邪魔な時に鳴らすのではなく、危険を知らせるために鳴らすものです
  ・自転車は駐輪が認められる場所に駐輪しなければなりません。


その5 「優先座席」

絶対に、とは申しません。
行動を強制するようなことは言いません。
ですがどうか、もうご年配はできれば空いている優先座席から着座してもらませんか。
そして同時にあくまで「優先」であって「専用」ではないということをご理解いただけませんか。
さらに妊産婦、罹患者、負傷者等に対しても宛がわれているということをご理解いただけませんか。


その6 「ポイ捨て」

かわいい響きですね。
魚をトト、頭をおつむ、鳩をポッポ、というような感じでしょうか。
しかし実際やっていることはかなり悪質です。
大半はタバコ、時どき空き缶、ところによりチューイングガムです。
不思議なのは側溝に吸殻を捨てる行為。
少なくとも側溝を灰皿として用いてもよい、という話は聞いたことがありません、
しかしそうする輩は驚くほど自然に、当然のように捨ててしまうのです。
その一連の所作が淀みなくあまりに美しい軌跡を描くものですから、
実はこれはマナーに則ったものなのでは……とさえ思えてしまいます。
きちんと吸殻入れを持っている人が気の毒です。


その7 「音楽」

作業をする時、たいてい音楽を聴いています。
ながら作業です。先生に怒られるかもしれません。
聴くのはあくまで音楽です。
歌も聴くには聴きますが、どうしても歌詞に意識が逸れてしまうので”作業中は音楽”と決めています。
ドラマに映画にゲームのサントラ、いわゆるクラシック音楽も嗜みます。
僕は同じ音楽ばかり繰り返し聴くのですが、ごくたまにその速さが異なるように感じる時があります。
頭の中でも再生できるくらい細部の音まで覚えているので当然、テンポも分かっているハズなのです。
にもかかわらず「今日は遅く感じるな」とか逆に「今日はいつもより速い気がする」ということがあります。
不思議なこともあるものです。


その8 「防犯対策」

空き巣などの犯罪を防止する。
犯罪への対策。
”防犯対策”とはつまり、『犯罪を防止することへの対策』とならないでしょうか?
ということは犯罪者が罪を犯しやすいようにするため……に取れるのですが、はたして。


その9 「壁ドン」

つい最近知りました。
自宅は壁が薄いので叩いたら瑕疵になるでしょう。
僕が女性なら壁ドンしてくるような異性は高圧的で強権的でなぁんかイヤだなぁ~、と感じてしまいそうですが、
実際の女性方々はどうなのでしょうか。
遊戯王というアニメにこんな語尾のキャラがいましたね。
ゲーセンなどでよく見る太鼓のゲームにも、言葉が”ドン”で終わるキャラがいます。


その10 「松茸」

国産なんて滅多に口に入りません。
「香り松茸、味しめじ」と言いますが、味もちゃんと松茸してるのになぁ、と思っていました。
実際は「香りなら松茸、味ならしめじ(の右に出るものはない)」という意味ですね。
たいていは半分に割いて焼き、酢橘をかけて食します。
たまに松茸ご飯にすることもあるのですがこの時、薄く裂いた松茸の食感……どことなくエリンギに似ています。
そこで思ったのですが上述の言い回しを改めて、
『香り松茸、食感エリンギ』としてはどうでしょうか。
ためしに洗米に松茸の御吸い物(粉末)と薄く裂いたエリンギを入れて炊いてみるとよろしい。
ところでバカマツタケというものがあり、こちらは本家松茸よりもさらに香りが良いのだとか。
一度くらいは食べてみたいものですね。


その11 「いまだに」

A いまだにあんなバカげたことをしている
B いまだにお金を支払ってもらえない

この二文、漢字でどう書きますか?
僕としてはAは『今だに』、Bは『未だに』と書くことにしています。
”未”という字を使うとき、「未だ~ず」で、その意味は否定で終わるものと解釈しています。
未完成や未成年という言葉を考えると、それぞれ「未だ完成していない」「未だ成年ならず」という具合に、
必ず否定形の文章となるものと考えていました。
ですが主にネットでいろいろと書き込みを見ていると、「未だ+肯定」という使い方が存外多いのです。
熟語の上について打消しの意味を持たせるもの……つまり「未」「不」「非」「没」は否定文で使うのが正しいのでは……。
と思うのですが実際はどうなのでしょうか。


その12 「スマホ

FXをするのに便利なのと、嫁コレをしたいがために2年ほど前にスマートフォンに換えました。
フィーチャーフォンに比して画面が大きいので近視の僕にはありがたいのですが、
手が小さいこともありドケルバン症が心配です。
さて我が国はモノを小さくするのが得意ですが、言葉も縮めて使いたがる傾向があります。
前述のスマートフォンだと6モーラなので、これを省略して「スマホ」と表現します。
なぜ「スマフォ」ではないのでしょうか?
アポイントのことはアポと言ったりするのに、どうしてスマートフォンをスマフォと言わないのでしょうか。
一貫性がないというか省略前の表記に敬意を払っていないというか、そんな気がするのです。
類似に「ゴスロリ」「マック」等があります。