暑い夏の小さな利益

 久しぶりの取引ができた6月。
意識は別のところに向いていて以前ほど入念に相場と睨めっこしていなかったため、収支は5万のプラスで終わりました。
一時期に比べればペースはかなり落ちましたが、マイナスにさえならなければよいのです。
FX口座は銀行とは違うので証拠金を預けていても利息はつきませんから、何もしなければ利益を生むことはありません。
たとえスズメの涙ほどでも運用しないのであれば普通預金なり定期預金なりに移したほうが実利的ではあります。
しかしそうしてしまうといざ取引を始めたいと思った時にすぐに動けなくなる危険があります。
取引はたいてい夜に行うので、定期預金解約→普通預金へ振替→FX口座へ入金の流れが同日中に完了せず、
タイミングを逃すことも……。
所謂チャンスロスを排除するために、敢えてFX口座に資金を残してあります。
仮に丸1年取引がなかったとしても、13ヶ月目にたった一度の決済をするだけでおそらく1年分以上の金利を獲得できるハズですから。
日本はもう長いこと事実上のゼロ金利です。
昔のように銀行で転がす、という方法は意味を成しません。
こういう時代ですから積極的に財貨を運用する術は常に模索していかなければならないでしょう。
月給制の収入では3年、5年……10年先の所得が容易に計算できてしまいます。
見積もってはじき出される所得では足りないのです。