きゅんきゅん、フォースに暗黒ラン

 長期の休みということでどうしてもやってみたいものがあり、久方ぶりに繁華街に出ました。
パチスロです。
僕はこの手のギャンブルを敬遠していまして、平日の朝に開店前の行列ができていたりすると、
「この人たちは何やってるんやろな……」
なんて思ったりしてました。

平日=学校若しくは仕事(主婦含む)

の構図が頭の中で出来上がっているようです。
株やFXもギャンブルなのであまりエラそうな事は言えんのですが、あちらは胴元が市場を恣意的に操作することはなくフェアです。
対してパチスロというと、なぁんか黒いイメージが付き纏います。
偏見ですね、コレ。

で、何がやりたかったというと、
スターウォーズ」「天外魔境」「ツインエンジェル」です。
やりたいと思う順序ももちろんこれ。
パチンコ「スターウォーズ」は前にもありましたが、あちらは旧3部作でさほど興味がなかったんですね。
新しいほうは新3部作なのでどんなものかと。
天外魔境も意外でした。
PCエンジンの頃からよくやっていたものですから、死神将軍とか菊五郎はどんな風に描かれているのだろうと、これまた好奇心です。

…………それほどでもなかった……。

やってみて思ったのはコレです。
よく分からんのですが1円パチンコなるシステムで、安い投資で長い時間遊べたのですがイマイチでした。
SWに関してはデフォルメしすぎな感じだし、天外はそもそも演出がほとんど観られませんでした。
もうちょっとつぎ込んでいたら楽しめたのかも知れませんが、なぜか急にやる気が失せてしまったのです。

さて、大当たりだったのはツインエンジェルでした。
こちらはスロットで確変とか目押しとかはさっぱり分からないので、その方面にそこそこ詳しい友人に付いてもらってプレイしていました。
この友人、かつて共に税理士の道へ進むべく学んだ仲であり、就職してすっかり簿財から離れた僕とは異なり、今も勉強を続けています。
かなり頭がキレますし、教養も常識もある気の置けない人物です。
普段は僕が打ち、リーチとかが来たら彼に任せるというスタイルです。
正味、僕としては演出が見られればそれで良かったのです。
儲けようとも思ってはいませんでした。
2巻同時に出た単行本で初めて知ったツインエンジェルが一体どんなものなのかと。絵も可愛いし声優も知ってる人が出てるのでこれは是非とも、と。
ところがビギナーズラックというのは怖いもので、千円しか入れてないのにあれよあれよという間に堆くなるコイン。
お陰で2時間座っている間に実に多くの演出を見ることができました。
隣の機は若い人が座っていたのですがこちらはまるで当たらず、その人が諦めて去るやいなや彼もそこを確保して打ち始めました。
なんとこちらも大当たり。
さっきの人……完全に引き際を間違えたなとか思いながらしばらくキュンキュン。
落ち着いたところで換金すると2万以上の利益。
そこから最初の投入金額を差し引いて山分けです。
嗚呼、世のギャンブラーはたまに大勝した時の快感が忘れられず、大金をつぎ込むのだなあ……としみじみ。


 とりあえずやってみての感想。


『遥とか葵より敵の2人組のほうが可愛いじゃないか』