待望の!

 現在、取引に使っているFX会社がついにトルコリラの取り扱いを始めました。
同通貨は高スワップ、対円で売買しやすいレート(12月16日21時時点で50円前後)のため、いつか取り扱ってくれないかと待望していました。
米ドルやユーロに比べればカントリーリスクは高いものの、為替変動のリスクとスワップとの兼ね合いを考えると、値打ちのある通貨であるといえましょう。
特徴的な通貨で比較してみると、以下のようになります。

ユーロ-円   レート 145.57円   スワップ  1円
新西蘭ドル-円 レート  90.76円   スワップ 86円
トルコリラ-円 レート  49.25円   スワップ107円
南アランド-円 レート  10.00円   スワップ 10円


(上記は僕が取引を行っているFX会社のデータ。レートは12月16日23時)

一般に上の通貨ペアほどボラティリティが高くなります。
したがいスワップを度外視し為替変動で利益を得ようとするならユーロ-円、
逆に為替変動リスクを避けてポジションを持ち続けてスワップを得ようとするなら南アランド-円ということになります。
どちらも一長一短ですが万が一読み誤り、塩漬けになった場合でも日々収益を獲得できるスワップを重視する……というのが僕のやり方です。
その方針でいくとこれまで優良児だったのは南アランドでした。
レートが10円なのでせいぜい20銭程度の変動しかなく、為替変動リスクは殆ど無視できますし、高いレバレッジを掛けなくても多くのポジションを持てるというのが魅力です。
ところがここにトルコリラが出てくると、その魅力は次点に落ちます。
まずトルコリラはこの半年で見ると46円~53円。
単純に比較すると取引するのに南アランドの5倍の証拠金が必要です。
しかし得られるスワップは100円超、南アランドの10倍です。
同じ資産を用いたとき、南アランドの2倍のスワップを得られるということになります。
実際には証拠金をいっぱい使っての取引などしませんから前述の単純計算はあてはまらないとしても、レート、ボラティリティスワップポイントで比較すると、他の通貨ペアより高利潤が期待できるといえましょう。

注意するべきはひとつ。
呉々も売りポジションを持たないことです。