2010年を振り返ってみたが……

 久しぶりの資産運用のお話。
興味のない方はごめんなさい。
1月度はプラス4万円でした。
今回は売買益ではなく、1月中旬から持っていたポジションのスワップだけを振り替えての利益です。
豪がなかなか高いスワップになっています。
2月初旬時点で105円。(1月には115円も付いていました)
思い切って15万ドルを買ったので、1日当たり1500円超の利息が附くのは魅力的。
相場の反転は怖いですが横這いであれば決済せずに持ち続け、今月末にまた4万円を振り替えることができます。
豪の中長期取引のメリットが大きくなったことで、トルコの旨みが薄れてきました。
あちらは豪を遥かに上回る10%超の政策金利だったのですが、昨今は経常赤字の拡大懸念から利下げが続き、
とうとう6.25%にまで落ちてしまいました。
政治不安を抱える上にスプレッドも大きいので、これでは殆ど利点がありません。
反対に豪は比較的安定、且つ徐々に政策金利も上がってきています。
ニュースも頻繁に入って来る点も考えれば、非常に取引しやすい通貨です。
コンスタントに利益を上げないと月々の支払いが苦しいので、暫くは相場には落ち着いて欲しいところです。


 昨年の運用損益を集計してみると、ギリギリ申告しなくてもよい額に収まっていました。
FXと株式の利益の比はだいたい2:1くらい。
もっと獲得しているものかと思っていましたが、昨年夏頃に大きな損切りをやったので利益が薄くなっていたのでした。
株式といえば年末にヒヤリとさせられる出来事がありました。
セガトイズという会社の株をいくらか持っていたのですが、それがある日、ポートフォリオを覗いてみたらゼロになっていました。
(僕は株取引にはさほど目を光らせていないので毎月末に一度だけチェックをし、利益が出そうなら売り注文を出すというスタンスです)
為替相場には敏感なのに株価は重視しない僕は、一体何事が起こったのか空白のポートフォリオを呆然と眺めていました。
まさか……と思って画面をよく見てみると未開封のメールがあることに気付きます。
読めばセガサミーHDと株式交換を行うとのこと。
取り敢えず紙屑(電子化しているのでこの表現は間違い?)にならずに済んで良かった……と、ホットひと息。
その後、株式交換は正しく行われ、ありがたい事に交換直後の株価はかなり高め。
というワケで早々と売却しました。
(現在、株価はさらに上昇……手放すタイミングを誤りました)
取引時間の短さや利回りの悪さから、現物株にさほど興味が持てないためにチェックを怠った結果です。
外ばかりでなく、たまには内も見ましょう、という大変よい教訓になりましたとさ。